カンディンスキー模写「青騎士」を描いて思ったこと
完成しました。
最初は、
「どんな色を使ってるんだろう?」
「どうやって塗ってるんだろう?」
そんな軽い興味だった。
でも実際に描き始めてみると、
思っていたよりずっと“整っていない”。
ベタっと塗る感じではなくて、
色を重ねたり、少し間をあけたり。
きれいに仕上げるというより、
置いて、待って、また置くみたいな感覚。
筆よりもしっくりきたのが、スポンジ。
絵の具をつけて、ポンポンと叩く。
そのムラや偶然が、なんだか心地いい。
模写って、
正解に近づく作業だと思っていたけど、
今はどちらかというと
他人の絵を借りて、自分の感覚を確かめている感じがする。
カンディンスキーの絵って、
完成形というより、
音が鳴っている途中を切り取ったみたいで。
描いていると、
「うまく描こう」より
「今どんな手の動きかな?」
そっちに意識が向く。
たぶん私は、
似せたいというより、
その場に流れていたリズムに
ちょっと触れてみたいだけなんだと思う。
そんなことを思いながら、
今日も模写を一枚。
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