【メルマガ】Is that a museum? 冒険の着地点

今日は世田谷美術館に行ってきました。

ネットサーフィンをしていたら、たまたま今日から開催の展覧会があることを知りました。

世田谷美術館は「術と素朴」を掲げ、他の美術館にはない特色あるコレクションとして、独学の人々の作品を収集対象とするというコンセプトがあるそうです。

今回は、設立40年のあしあとを振り返る展覧会。

チケットのお値段、なんと220円(税込)!

驚きを隠せません。笑

アンリ・ルソーの絵も展示されるとのことで、この間ルソーの模写をしたばかりの私は、「これはいいタイミングだ」と思い、本日初日に行ってきました。

でも実は、美術館に着くまでに1時間ほど迷いました。

途中でChatGPTに「迷子になったので案内してください」と頼んだ。笑

通常のナビだけではなく、励まし付き。

けれど、その迷子がよかった。

急がなくていい時間。

目的地にすぐ着かなくてもいい時間。

やっと砧公園に到着。

広い公園をさらに歩きます。

途中、人が思い思いにくつろいでいて、

天気もよくて、大道芸人のパフォーマンスもあって、

なんだか楽園のようでした。

美術館では、ルソーの絵を至近距離で見ることができました。

思っていたよりも重厚。

“素朴”と呼ばれるけれど、

画面はとても静かで、どっしりとしていて、

層がある。

他にも塔本シスコ、アンドレ・ボーシャン、バスキア、村井正誠、船越桂など、振り幅のある展示。

1点のみの作家もいれば、数点展示されている作家もいて、それぞれの存在感が際立っていました。

塔本シスコさんとグランマ・モーゼスさんの作品を、やっと生で見ることができてうれしかったです。

床に「これ以上近づいてはいけません」というラインがないので、超至近距離で、筆のタッチや細かな形まで見ることができました。

船越桂さんの上半身の彫刻は、本当に生きているようで、存在感がすごかった。

美術館を出た直後、

外国の方に “Is that a museum?” と聞かれました。

目の前でした。

建物が少し地味だから、気づかなかったのかもしれません。

なんだか、タイミング的に面白い瞬間でした。


世田美のあしあと――暮らしと美術のあいだで | 世田谷美術館 SETAGAYA ART MUSEUM

1986年3月30日、緑豊かな東京都立砧公園の一画に開館した世田谷美術館は、美術家など多くの文化人が居住する世田谷ならではの風土に育まれ、今年で40周年をむかえます。世田谷区にゆかりのある作家や、アンリ・ルソーなど独学で創作に励んだ人々の作品をはじめ、国内外の近現代美術を中心とした収蔵作品は、約18,000点にのぼります。これまで、開館記念展「芸術と素朴」を皮切りにさまざまな展覧会を開催するほか、建築家・内井昭蔵によるユニークな建築空間を活かし、演劇や舞踊、音楽のイベントまで幅広い事業を行ってきました。また、世田谷区立小学校の4年生が学校ごとに来館し、ボランティアの鑑賞リーダーとともに美術館をめぐる「美術鑑賞教室」や、開館当初より重視してきた講座、ワークショップなどを通して生まれた地域の人々とのつながりも美術館を支える礎となっています。こうした40年の活動の根底には、人々の暮らしや心に関わる芸術の在り方を探求しようとする姿勢があります。本展では、絵画、彫刻から写真、工芸まで多様な収蔵作品と、過去の展覧会の記録写真といった諸資料を通じて開館から現在までの時を振り返り、今後の活動へとつなげていくひとつの節目としたいと思います。【本展のみどころ】・国内外の絵画や彫刻、工芸のほか、昭和の東京を写した写真など、世田谷美術館の多彩なコレクション約200点を展示。・アンリ・ルソー、ジャン=ミシェル・バスキア、北大路魯山人など、世田谷美術館の人気作品が一堂に会します!・横尾忠則をはじめとしたアーティストによる公開制作やワークショップ、アフリカの民族音楽の演奏会、美術館の空間を活かしたパフォ―マンスなど、過去の世田谷美術館ならではのイベントの記録写真も紹介。・来館された方々のセタビでの思い出を、美術館の年表に貼っていただく参加コーナーも。【展示構成】プロローグ:開館前夜世田谷美術館の基本構想が固まったのは1982年。「区民生活に密着した美術館」「教育的役割を重視する教育美術館」「美術文化の交流の場としての美術館」「太陽と緑に包まれた都市空間のなかの美術館」をコンセプトに、バブル景気に向かう1980年代前半に建設準備が進められました。地域にゆかりのある作家に加え、他の美術館にはない特色あるコレクションとして、独学の人々の作品を収集対象とすることが決まり、1982年より作品収集が始まりま

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線と色をめぐる創作と対話のアーカイブ。 線画、絵本、言葉、そして日々の問いを通して、 「見る」と「描く」をもう一度ひらいていくブログです。