【メルマガ】作品にまとめる、という小さな冒険

これとあれが繋がった!人生無駄がないですね~

私、けっこう作品にまとめるのが苦手なんです。

描くのは好きだし、アイデアも出るんだけど

「これを本にしよう」「ちゃんとまとめよう」と思った瞬間、

なぜか手が止まっちゃう。

「こう見せなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」

そんな声が出てきてしまうからかも。

でもこれって、よく考えると

「作品にする」ってコツコツ積み重ねる作業なんですよね。

最初にパッと線が出てくるのとは違って、

少しずつ形を整えたり、順番を決めたり、

言葉を足したり……

なんだか仕事の事務作業にもちょっと似てるなと思いました。

そしてその事務作業も、最初はとても苦手だったけれど、

やっているうちにちゃんとできるようになったんです。

だったら、きっと作品にまとめるのも、

同じように少しずつ慣れていけるんじゃないかな、と。

線の本「The Cabinet of Lines」も、

その小さな冒険のひとつ。

そんな気持ちで、今、静かに進めています。

Go, me!

この絵は先日のヒルマ・アフ・クリントのもしゃ会で描いた絵。

アクリル絵の具


Art sound journal

線と色をめぐる創作と対話のアーカイブ。 線画、絵本、言葉、そして日々の問いを通して、 「見る」と「描く」をもう一度ひらいていくブログです。