kindle本:The Cabinet of Lines:日本語版制作中

ただいま日本語バージョン制作中です。

ご感想もいただきました。

「良い意味でどこにでもなじむ素敵なですね、癒されます」とのこと。

ありがとうございます。

空気のような絵、それは主張こそしないけれどなくてはならないもの。

どこにでもなじむというのは本当にうれしいです。


私が今回、線だけの作品集を作ろうと思ったのは、とてもシンプルな理由からでした。

“線は絵の原点”だから。

色も形も、技法も足されていない、まだ何にもなっていない、でも確かに何かが始まりかけている、そのギリギリの瞬間に私はどうしようもなく惹かれるのです。

線は、迷いも揺れも嘘も全部出る。隠しきれないものがそのまま出てしまう怖さと、出てしまった後にしか見えない清々しさ。描いていると、自分がどう立っているのか、どこに向かっているのか、少しずつわかってくる。

今回は、自分と線との関係を、静かに残しておきたくて、線画だけの作品にしました。

どこまでが自分で、どこからが作品なのか。そんなことをぼんやり思いながら、線を引いています。




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