【メルマガ】「落書き」が生み出すリラックスと集中力

想像力は、脳がリラックスしているときに高まりやすいと言われています。

落書きは、何かを「完成させる」ために描くのではなく、ただ手を動かすことを楽しむ 行為。

「適当に」「力を抜いて」描く、その緩さこそが、リラックス効果を生むポイント なのです。

集中したいのに気が散る…そんなときにも、落書きが効果的!

何かに集中したいけれど、どうしても気が散ってしまう…。

そんなときは、とりあえず 「〇を描く」だけでもOK!

手を動かすことで脳が活性化し、集中モードに入りやすくなります。

一般的に、「落書き」は勉強に集中していない象徴のように思われがちですが、実は記憶力を高める効果 もあります。

脳の仕組みから見ても、落書きは「単なる遊び」ではなく、思考を整理し、発想を広げるツールなのです。

「うまい・下手」は関係なし!

ペンと紙さえあれば、誰でも落書きを楽しめます。

私は今回、新聞紙にマッキー(油性ペン)とアクリル絵の具で落書きをしてみました。

新聞紙は適度に水分を吸ってくれるので、描き心地がなめらかで、とても描きやすかったです。

絵を描く専用の紙ではなくてもチラシの裏やコピー用紙、もう読まない雑誌など身近にあるどんな紙でもいいところがお手軽でいいですね。

落書きとマインドフルネスの共通点:「無意識の手の動き」が心を整える?

「落書き」と聞くと、なんとなく「集中していない状態」や「暇つぶし」と思われがちですが、実はマインドフルネス(瞑想)と似た効果を持つのでは? という視点で掘り下げてみましょう✨

1️⃣ マインドフルネスとは?

マインドフルネスは、「今この瞬間」に意識を向ける ことで、雑念を手放し、心を落ち着かせる方法。

一般的には呼吸や瞑想を通じて行われますが、「何かに没頭する」ことでも同じ効果を得られると言われています。

💡 落書きも、頭で考えすぎず「ただ手を動かす」ことで、マインドフルネス的な状態を生むのでは?

2️⃣ 落書きの「無意識な手の動き」が瞑想に近い理由

① 「いま、ここ」に集中することで、余計な雑念が消える

落書きは、「完成」を目指すものではなく、ただ**「今の自分の手の動き」に意識を向ける行為**。筆やペンが紙の上を動く感触に集中すると、考えすぎていたことが和らぐ。結果的に、「過去や未来」ではなく、「今」に意識を向けることができる。

💡 「ただ描くことに没頭する時間」が、心をリセットする役割を果たす。

② 単調な繰り返しがリズムを生み、心を落ち着ける

マインドフルネス瞑想では「呼吸」に意識を向けるが、落書きでは「線を引く」「円を描く」などの単調な繰り返し が同じ効果を生む。繰り返し描くことでリズムが生まれ、気持ちが落ち着いてくる。

🎨 試してみよう! → 「何も考えずに、ひたすらグルグルと円を描いてみる」

💡 「同じ動きを繰り返すと、自然と呼吸も落ち着いてくる。」

③ 手を動かすことで、脳がリラックス状態に

研究によると、単純な運動(例えば、ペンを走らせる・呼吸に集中する)を続けることで、脳波がα波(リラックス状態)に近づくことがわかっている。落書きも、意識的に「描こう」と考えず、無心で手を動かすことで、同じようなリラックス状態を作り出す。

💡 「頭を使わずに、ただ手を動かすこと」が、脳を休めるスイッチになる。

私も、考えがまとまらないとき、紙の端に線を描いてしまうことがあります。

以前、特に集中できなくてモヤモヤしていたとき、ふと「〇をぐるぐる描いてみよう」と思い立ちました。

ただ円を繰り返し描くだけだったのに、不思議と気持ちがスッと落ち着いて、やるべきことが整理されてきたんです。

まるで、考えが絡まった糸がほどけるような感覚でした。

言葉にするのは大変でも〇を描くのは簡単です。笑

そのとき、私は「落書きって、ただの遊びじゃなくて、心を整える道具なのかもしれない」と気づいたんです。


次回は実践編ということでいろいろご紹介しますね!

家にある新聞紙に描いてみました。