【メルマガ】変化の前、ひっそりと世界を変える花

ピーマンってこういう花を咲かせるんですね。ちなみに花が咲きそのあとに実がなるようです。

最近、ゼラチンを使ってコーヒーゼリーを作ったり、豆腐ときな粉と牛乳で豆腐プリンを作ったりしている。

作りはじめの時点では、ただの液体。形はない。

冷蔵庫に入れてもすぐには固まらないのに、待ちきれずに何度も扉を開けては、まだ柔らかいままの表面を眺めてしまう。

「もうちょっと…」と思いながら閉めるけど、、。笑

絵も似ている。 まだ実にはなっていないけれど、そこにはもう全ての可能性が詰まっている。

真っ白な花びらの中に、深い緑の実が眠っている気がする。

完成形だけが美しいのではなく、その前の“途中”にしかない輝きがある。

料理も、植物も、人も、作品も同じ。

変化の途中に立ち会えることは、ちょっとした贅沢だと思う。

※なんかピーマンの花まで描いてとってもピーマンが好きな人になっていますが、、

普通です。笑


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Art sound journal

線と色をめぐる創作と対話のアーカイブ。 線画、絵本、言葉、そして日々の問いを通して、 「見る」と「描く」をもう一度ひらいていくブログです。